4度目の緊急事態宣言が出るとのことですが,先日,読み聞かせボランティアでは約1年半ぶりに教室での読み聞かせを、先生方の許可をいただき,再開することができました。
これまで,今の現状を不安に思っている子どもたちに、読み聞かせを通じて心に寄り添えないかとメンバーで試行錯誤をしながら話し合いを重ねてきましたが,感染状況をかんがみるとなかなか実行に移せない日々が続いていました。
しかし,先日(7/1),感染者が少し落ち着いてきたのを見計らって,読み聞かせボランティアの担当をしてくださっている吉田先生のクラスのみで、試験的に読み聞かせをさせていただけることとなりました。
久しぶりの読み聞かせ当日に向けて,担当のメンバーは,はらっぱプレーパークで練習も行ってくれました。
読んだ本は『我妈妈』。
「私のお母さん」という意味のタイトルの中国語の絵本です。
メンバー二人が感染対策をきちんとして,まずは一人が中国語で読み,次にもう一人のメンバーが日本語で読む,というスタイルで読み聞かせました。
子どもたちも久しぶりの読み聞かせでしたが,大変集中して聞いていてくれました!
最後に,中国語をちょっと言ってみよう!という簡単なレクチャーで,絵本に何度も出てくる「とってもとってもとっても素敵」という言葉を中国語で子どもたちと言ってみました。
とてもあたたかい雰囲気で,見に来てくださっていた副校長先生も大変喜んでくださっていました。
読み聞かせには読んでもらう方も,読む方にも心が落ち着く精神安定の効果があると言われています。ままならない日々の中にあって,少しでもほっとできる時間を、弦小の子どもたちにこれからも提供していきたいなと思った私たちでした。