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tsurushoupta

弦小PTA意識調査に寄せて

今年度副会長の三分の一、岡島です。

今回の意識調査をぜひやりたい、と思った一人です。春に、世田谷区の小学校のPTA役員が集まる会合で、こうしたPTAアンケートを実施した学校さんのお話を聞いてますます、やはりPTA活動は保護者みんなのものなんだしみんながどう考えているかわからないと進まないよね?という気持ちを強くしました。そして、実際どんなアンケートをしたのか複数の学校の役員同士で情報交換をして今回の弦小PTA意識調査が出来上がりました。


すでに150人を超える回答をいただきました。ありがとうございます。

ここまでを拝見するだけでも本当にお一人お一人それぞれのお考えがあって、それをこうして伝えてくださっていることに感謝しかありません。ありがとうございます。一つ一つのコメントに全部お返事書きたくなります…って私個人へのメッセージでもなんでもないのですが。


私自身は、以前上の子の時に役員をやってみたのはコロナ前のことでした。PTAの負の部分をなるべく減らそう、とそれまで当たり前になっていたことをどんどん変えていこうという動きが始まった時期で、とはいえすんなりいかないことも多く、だけどなんとかして「私生活を脅かすようなPTA活動であってはいけない」という部分だけは少しずつ良い方向に変わっていけたんじゃないかと感じていました。でも、どんなに長くても役員は2年続けての方が2、3人いれば多い方、通常はやはり1年で充分やっていただきました、というところです。なので、PTAの仕組みを変えていこう、やりやすくしよう、と思ったって、役員ですらメンバーがどんどん入れ変わっていくのです。そして、あれから数年経った今年副会長になってみて、この何年かの役員さんたちの頑張りにはとっても感謝しているけれど、でもじゃあこの後どうするの???がのしかかってきて、正直なところ、実は頭を抱えています。


とはいえ、この後、というのは、言ってしまえばまたこの後弦巻小に子どもを通わせることになる保護者の方たちがその時々で考えたら良いものだとも思うので、そこまで責任を負う必要もないということはわかっています(今現在もそうですしね)。よく、役割や作業内容を正確に引き継ぐのが大切、とかどんな稼働頻度なのか、作業負荷なのか分かれば安心できる、とか言われますが、いやいやその辺もその時に担当した人が好きに変えてくれていいのよ、減らしても増やしても…というのが私自身の本音です。(まあでも何をどれくらいやるかわからないところに好き好んで飛び込もうという物好きはそうそういませんね。)


私はじゃあなんで役員なんてやっているんだっけ?と振り返れば、あの時は引っ越してきたばかりでこの地域のことを何にも知らなかったし、学校のことも全然わからなかったので、面白そうな会長さんがいるしやるなら今かな?と思って役員懇親会に出席してしまったのが最初でした。その後はちょこちょこ係や委員など。今回は、誰かがやらないと困るかなーと思ったのが副会長になった理由でした。いや、私がやらなくてもきっと他の誰かがなんとかしてくれたのだと思いますが、まあ、こんなに子どもの生活に関われるのも今のうちだけかな、と、もう最後の子どもだし「小学生の親」な時間を味わうのも悪くないかと思ったのも理由の一つでした。


会長のいないPTAの副会長なので、結局会長の代わりにあれこれなんとか委員会とかなんとか協議会とか研修会とか参加するハメになっているのですが、これが実際行ってみるととっても勉強になるし、たいした見識のない私でも普段から感じていたことをお伝えしたことで何かが波及していくような動いていくような経験をさせていただいたり、こうやって日本の学校教育が成り立っているんだな、とか、教育環境を整える、地域で生きる、というのはさまざまな視点が存在していて一筋縄ではいかないものなんだなあと毎度痛いほど実感しています。そして最後には、とにかく無事に今日も子どもが生きているって素晴らしい!昨日より今日、今日より明日、さまざまな人との関わりや環境のおかげでうちの子はどうやら何かを学んで考えるきっかけをもらえているようだということだけで感謝しかない!という気持ちになってくるのです。なんか、細かいこと贅沢言っている場合じゃないな、みたいな。とにかくありがとう!と。単純です。


ところがそうした会合でも他の場面でも、気づくと「弦巻小の保護者の総意をPTAから…」とか「弦巻小の保護者からの意見としてPTAが代表して…」と言われてしまうことがあって、あれ?PTAって、そうか、保護者みんなの声をちゃんと聞いて集めてそれを伝える役割を担っているんだったっけ、と思い知らされて、あらら、それはあんまりちゃんとできていないかもなと申し訳なく思うことたびたび。まずはちゃんと保護者の声を聞くことをしなくちゃダメだよと、さまざまな機会で、何度もお尻を叩かれたような気持ちになってきました。


なので、この機会に伺います。

ここまでたくさん、揺れて、動いて、変化してきている弦巻小のPTA。

あなたはどんなふうに感じているでしょうか。


今現在弦巻小に子どもを通わせている保護者の皆さんが、もっと、子どもが長い時間を過ごしている学校と関わりを持ちたいな、とかお世話になっている地域と繋がりを持ちたいな、とか、一緒に過ごすお友達の保護者と交流したいな、とか思っているならそんなPTA活動ができたら良いでしょうね。とはいえ私自身も、平日は仕事、週末は子どもの予定、で実はどんどん予定が埋まってしまってPTAがらみのことがどうしても後回しになったりもしていて、やっぱり物理的にも精神的にも関わるのは難しいということも多いと思いますし、そんな方が大半だったらやっぱりこれまでのようなPTAは難しいのかなとも思っています。


ボランティアって難しいですよね。やったほうがきっと役に立つ!と思って頑張ってみても、そこに便乗してくる人がいると「フリーライドはずるい」と感じてしまったり。とはいえそもそもやりたくもないことをやるのはボランティアじゃないし、じゃあお金を出してアウトソースするとそこで作業をしてくださる方はお金のため?それでもある程度の思いはこめてくださるのでしょうか、だけど子どものためだからって無償で何でもかんでも提供する時代じゃないよね、というのもわかります…。


全員が納得する形を見つけるのは簡単じゃないですし、私だってもう来年は役員はやっていません(うん絶対)、コロコロ変わってひどい!なのかどんどん形を変えていける柔軟性ステキ!なのかどちらかわかりませんが、まずは今「いち保護者としてどんな思いを持っているのか」ぜひ言葉にして聞かせていただけませんか。そしてそこから、きっと少しだけ居心地のいい弦小保護者生活が見つかる、はず。


みんなの負担を軽くするのも、逆に全員に振り分けるのも、何をするにもある程度取りまとめを担当する人間はどうしても必要なんだろうなとは思います。面倒なことは嫌だなと感じるのは誰しも一緒ですし、私じゃない誰かがやってくれればいいじゃん、とか思っちゃうのですが、でも、誰かと一緒にだったらちょっと労力提供してもいいかなーと思えたり、何かのため、と思えたら少しだけ体と頭を使ってもいいかな?と考えが変わったり…しませんかね?私だけこんなに大変な思いしてるの不公平だわ!と感じないで済む工夫だけは、なんとか、そのやり方を見つけたい、あきらめずに探したい、と強く思っています。


と、なんともとりとめのない文章になってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。皆さんのご理解とご協力を、そしてアンケートへのご回答を、どうぞよろしくお願いします。


弦小PTA意識調査アンケート

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