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キスのおまじない〜The Kissing Hand〜


1学期はコロナの影響で学校での読み聞かせができませんでした。

そこで今日は、1年生の教室でぜひ読みたかったな〜と思っていた絵本を紹介します。




「キスのおまじない The Kissing Hand」


文:オードリー・ペン 絵:ルース・E・ハーパー & ナンシー・M・リーク

翻訳:いりさわより アシェット婦人画報社





アライグマのチェスターは、

「学校なんかいきたくないないやい」と泣いています。おかあさんはそんなチェスターをだっこして、おみみのそばでささやきます。


「おかあさんはね、チェスターが学校にいるときも まるで おうちにいるように ほんわかしたきもちになれる とっておきのおまじないを知っているの」・・・。











この本、アメリカで出版されて以来、子どもが幼稚園や学校に通うようになったときなどに、子どもだけでなく、親も励ますための本として親しまれているそうです。

幼稚園や学校では始業式の日に、先生がこの本を子どもたちに読み聞かせているとか。



実は、我が子も一年生の時は「学校に行きたくない」という日がしょっちゅうありました。

朝のこの一言やため息で、私の心まで重く暗くなってしまったものです。

もちろん、励ましの言葉やアドバイスも与えましたが、そんな時はありったけの心を込めて、子どもの小さな小さな手のひらに口づけをし、「いってらっしゃい」と送り出していました。


初めて学校に通う一年生はもちろん、休校中の長い時間をずっとご家族と一緒に過ごした子どもたちの中には、急に始まった学校生活に不安を感じている子も少なくないと思います。

もし、機会があったら親子でこの本を読んでみてください。(でももうすぐ夏休みですね。もっと早くこの記事を書くべきでした・・・)


ながめているだけで心がじーんと温かくなるような挿絵も魅力ですよ。




※現在、この絵本の日本語版は絶版となっているようですが、世田谷区の図書館で借りることができます。

※英語の読み聞かせがYouTubeで視聴できます。日本語の字幕をつけることもできますので、よかったらご覧になってください。














 
 

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